17~18動画アップの最終回です。

主役の女性スキーヤーは遠路はるばる鳥取県からのご参加です。年齢もシルバー世代。体力も衰え気味。

しかし、このスキーヤーにはスポーツに一番大切な、魂(心)がしっかりしています。

4月上旬の悪雪の湯沢で10日間連続、集中力を切らさず滑りました。

気持ち入れて滑っているのでワンターン事にオーラが出てます。10日間連続でオーラ発散できるスキーヤーを見たことありません。最高のスキーヤーです。

最終回を飾るに、相応しい滑りだと思います。シーハイル!


4月中旬、八方黒菱ゲレンデ撮影。テーマは深く彫れたコブコースでも「谷に向かっていく精神を表現!」

八方コブキャンプに参加したungulationの精鋭部隊?、技術は伴わないが、精神は立派でした。とりあえず全員合格の滑りです。

コブの滑り方は一つしかありません。基礎パラの運動要領で谷に向かって度胸出して滑っていくのです。

男は度胸、女も度胸が大切です。但し、基本技術をマスターしたスキーヤーに限ります。

基本が出来ていないスキーヤーが度胸だけで滑ると、行先は病院又は葬儀場。注意しましょう。


動画のスキーヤーは全員シルバー世代。スキースポーツの楽しみ方、とても上手です。人生(スキー)を楽しむコツは、共通の目的を持ち、利害関係の無い、良い人間関係を持ったスキー友達が一人でもいることが条件です。そして、その友人と目標に向かって切磋琢磨するのです。

利害関係の無い良い友人は他者だけではありません、夫婦でもOK、家族でもOK。スキー教師と友達になるのもOKです。

動画の最後に滑ったレディスキーヤーとは40年程、スキー教師とスキーヤーという良い関係で結ばれています。

80歳を過ぎているレディスキーヤーはレッスンが終わってお別れする時、小さな声で呟きます。「来年も生きていたら先生に習いたい。」

嬉しくて、少し悲しくて、涙がでます。シーハイル!


最初のスキーヤーは60歳も半ば。以前は山スキーヤー専門、新雪滑走等のバックカントリースキーは得意でしたが、それ以外のシチュエーションは・・・。60歳過ぎから基本からやり直しました。歳を取るごとに上手くなっています。コブ斜面も余裕で滑れるようになりました。まだまだ、上手くなれます。伸びしろあります。スキル習得に歳は関係ありません。上手く滑れない時、歳を言い訳にするスキーヤーには絶対にならないでください。

次のスキーヤーは、この日がコブ初体験。これまでのレッスンでは基礎課程の種目を順を追って練習。基礎パラレルターンまでは粗削りですが正しい運動要領で出来るようになりました。すると、コブコースも滑れます。コブの滑り方は特にありません。基礎パラの運動要領で滑れば良いのです。難しいのはコブの斜度変化に対しての前後バランスの調節です。

初体験のコブコース、上手に滑れたのでとても嬉しそうした。滑り終えた時の笑顔が素敵でした。


動画のタイトルは「ギンギラギンにさり気なく輝いて!」

4月上旬、神立高原スキー場の急斜面不整地でのレッスンで撮影。女性の年齢に触れることはタブーですが・・・。最初に滑ったレディスキーヤーは60歳代の真中。スキーは50歳代の後半から始めました。今シーズンはパラレルで急斜面不整地を滑れるよになってください。今より、もっとスキーが楽しくなります。次に深く彫れたコブを滑ったダンディスキーヤーは数シーズン前まではコブコースを滑ると、ダンディとは程遠い、貧乏くさい滑りでしたが、見事に貧乏滑りから抜け出せました。正しい基本技術をマスターしたからです。

ungulationのレッスンで、応用的な斜面を滑る時、誰もが輝いて楽しく滑ってほしいと考えています。昔、アイドル歌手が「ギンギラギンにさり気なく」と唄っていましたが、このフレーズ大好きです。どんな斜面でも「ギンギラギンに輝いてさり気なく滑りましょう。」シーハイル!


レッスン動画二つアップ。最初の動画は斜度30度程の急斜面に出来た深く彫れた自然コブ。とても難しいコースです。最初に滑ったスキーヤーはセンターポジションをキープして前後バランスを微妙に調整して滑っています。2番目に滑ったJKスキーヤーは母指球に荷重するのでぶっ飛びました。3番目&4番目のオジサンスキーヤーは後傾です。アルペンスキーの重心の位置は支持基底面のセンターの真上、そして重心とセンターを結んだ線が支持基底面に直角に交わるのが理想です。

二つ目の動画は急斜面不整地を外足一本でのジャンプウムシュタイクで滑っています。このバリーエーションで板の正しい乗り方を学習します。JKスキーヤー、乗り方(基本姿勢と加重ポイント)がとても良くなっています。この乗り方できるとコブコースも滑れるようになります。彫れたレーシングコースでもタイムアップできます。


4月中旬、八方尾根スキー場、黒菱コースで撮影。このコースは最大斜度31度、平均斜度27度の難コース。このようなコースを滑る醍醐味はロングターンで風を切って滑ることです。二人のスキーヤーはややビビり気味ですが、最後まで見事に滑り切りました。しかし、風切る程のスピードは出ませんでした。残念、次の課題です。

ベーシックなターンテクニックをマスターしてください。どんな斜面でも風切って滑れる、超カッコイイ、スーパースキーヤーになれます。


緩斜面ではショートターンの練習が適しています。センターポジションをキープして真上から角をたてながら板を圧すと板の反力(リバウンド)を利用して容易く切り換えできるようになります。ま真上から板を圧すと、腰は落ちません。全員の滑りを観察してください。


ungulationのレッスンでは生徒さん全員での集団滑走を行う時があります。集団滑走では、エッジング運動の調整力(コントロール)が大切です。他のスキーヤーに合わせながら自己表現する。スキーの醍醐味です。自己表現にスキー技術は関係ありません。今できる自分のスキー技術で一生懸命滑れば良いのです。いつもベストを尽くしてください。


北海道のニセコスキー場は世界中から新雪滑走を楽しみに来るスキーヤーがいるそうです。そのスキーヤー達に越後湯沢の重い湿雪を滑らせたいと思います。

スキーを極めるとオーバーヘッドする新雪など全然楽しくない。滑って楽しいのは重い湿雪です。動画の二人のスキーヤーにはスキーを極めてほしい。

 


コブの滑り方は一つしかありません。自動車レースのF1等でも最速ラインは一つしかありません。スキーも同じです。

スタートで滑走ラインとエッジング運動のイメージが出来たら迷わず、スパーンと滑ってください。


ungulationで練習始めてから3シーズン。仕事が忙しいのでシーズン3~4回、レッスンに参加。滑る機会が少ないスキーヤーですがレッスン中の集中力は素晴らしい。レッスンでは次々に滑るコースの難易度をアップしました。3シーズン前は絶対に滑れなかった斜面を粗削りですが滑れるようになりました。レッスン中のアドバイスはいつも同じです。足首曲げろ!腰落とすな!

スキー技術はスキー教師から学ぶものではありません。雪質変化、斜度変化、スピード変化、ターン弧の変化から学ぶものです。スキー教師は様々なシチュエーションのガイドで良いのです。雪山が最良のスキー教師なのです。雪無し県のジュニアレーサーが雪国のジュニアレーサーに勝てない原因はこの辺りにあります。どんなシチュエーションでもセンターポジションキープがアルペンスキーの真の基本です。肝に銘じて下さい。


4月上旬、神立高原スキー場でのレッスンで撮影。悪雪の急斜面不整地。難しいコースでした。多くのスキーヤーはもっと簡単なコブコースを滑っていました。最初に滑ったスキーヤーと2番目に滑つたスキーヤーは親子です。最後に滑った男性スキーヤーも奥さんと一緒にレッスン受講することが多い。技術レベルに違いがありますが、親子や夫婦で難しい斜面にチャレンジします。なんて素敵なスキーライフなんでしょう。どうやって滑るかではなく、どの斜面をすべったかのほうが大切です。滑り終えた後の達成感を共有してください。思い出に残るスキー滑走が一つ増えました。


斜滑降から横滑りの練習です。斜滑降から横滑りへ移行する運動方法は四つあります。踏みかえ、踏みけり、曲げ押し出し、伸ばし押し出し。動画では曲げ押し出し運動で横滑りに移行しています。

踏みかえ、踏みけり、曲げ押し出し、伸ばし押し出し。ターン始動は、この四つの運動を使います。分かり易いターンで分類します。踏みかえ:シュテムターン、踏みけり:ステップターン、曲げ押し出し:ストレッチングターン、伸ばし押し出し:ベンディングターン。横滑りは基礎課程の練習種目では一番難しい技術です。必ず正しい横滑りをマスターしてください。

動画の生徒さんのように横滑りできると、バッジテスト1級では72点ほどで加点合格します。


4月中旬、八方尾根スキー場でのレッスン。多くのスキーヤーはコブ斜面にへばりついて滑っていました。この斜面を滑るスキーヤーはいません。日本のスキーが文化ではないことが良くわかります。単なるレジャースキーです。真のスポーツではありません。

フランスの偉大なるスキー理論化、G・ジュベールは次のように述べています。

ピアニストはその音楽によって、画家はそのキャンバスによって自己表現するように、スキーヤーはそのスキーにおける進歩によって自己表現おこなう。


ワンパターンの練習にならない事が大切です。そして、練習では見栄を張らない事。失敗してもいいのです。プライド捨てましょう。上手く滑ろうとしないでください。スキー仲間どうしで切磋琢磨。この動画では親子(母と息子)で切磋琢磨しているスキーヤーもいます。


田代スキー場、斜度30度程の急斜面不整地を滑る。最初に滑ったスキーヤーは還暦過ぎ。次の女性スキーヤーは60歳と70歳の中間。二人共に立派なシニアスキーヤーですが、スキーに年齢は関係無し。必要なのはスキーが上手くなりたいという向上心。息を切らしながら滑る二人を見ているとスキースポーツの凄さを感じます。

真剣にスポーツする「ひと」は美しい。


急斜面不整地のパラレルターン。神立高原スキー場でレッスン中に撮影。二人共に元気良く滑つていますが、板の乗り方(ポジション)にもう一工夫です。


プルークボーゲンはスキーヤーが最初に覚えるターン技術。スキーが上手になっても時々練習しましょう。サッカーに例えると、パスやトラップの練習と同じです。


直滑降が一番難しい。アルペンスキーの基本技術の基。整地でできるようになったら新雪や不整地でも練習してください。


湿雪、超重い雪質、斜度変化も大きいオフピステ。頼りになるのはベーシックな基本技術。上手く滑れなくてもOK。滑走行為を楽しむ事が大切。


斜度70度程のオフピステ。一般スキーヤーがこのような斜面を滑る事はほとんどありませんが、ungulatuonでは日常茶飯事です。この斜面を滑れるようになると世界中で滑れます。又、キックターンは必需品です。